第33代アメリカ大統領 1884年5月8日 - 1972年12月26日
第33代アメリカ大統領 1884年5月8日 - 1972年12月26日
「原爆投下にサインしたアメリカ大統領」として知られています。 トルーマンが副大統領に就任後3ヶ月で ルーズベルト大統領が急死、国際政治の経験もほとんどなく、原爆計画についてもほとんど知らない状態であったようです。 原爆の破壊力を知っていた共和党の実力者は原爆の使用に反対していたことから、 トルーマンは共和党側には投下決定を伏せたまま、先にスターリンに知らせます。 共和党や将軍たちに原爆投下決定が伝えられたのは投下の2日前、「反対を怖れ、自国の議員よりも先にソ連に知らせた」と共和党側に激怒させたそうです。 トルーマン自身は生涯、原爆投下を正当化、アメリカでは未だに「戦争を早期終結に導き兵士の命を救った大統領」という評価が定着しています。 トルーマンは原爆投下のインタビューで「まったく心が痛まなかった」と語っています。 トルーマンは生涯原爆投下を正当化し続けていたようです。 またルーズベルトが大きな支持を与えていた中華民国の蒋介石との折り合いが悪く、蒋介石率いる中国国民党への支援をしませんでした。その結果、中華民国での国共内戦に於いて、ソ連の支持を受けていた毛沢東率いる中国共産党が内戦に勝利、1949年に中華人民共和国が設立され、蒋介石は台湾に遷都することになります。戦勝国扱いで当初は常任理事国だった中華民国(台湾)は、その後力をつけてきた中華人民 |