幕末・明治天然色写真館 カラー化画像 大久保利通暗殺後の薩摩閥の中心として、生涯大きな影響力を持ち、特に財政、経済問題に絶大な発言力を持った。 前任の大隈重信大蔵大輔時代に生じたインフレーションを解決するため、大幅な増税と緊縮財政を行い、市場に出回った紙幣を回収しますが、結果大デフレ(松方デフレ)となり、農林水産物(国民の70%が従事)の価格の下落を招き、物が売れなくなり、現金で税を払えない窮乏した農民達は、農地を売却し、資本家の下の労働者となったり、自作農から小作農へと転落したりしたりしました。しかし窮乏農民達に対する救済策は無く、一方官業払下げをした資本家(財閥)には保護政策で優遇したことから、結果的には現代にまでわたる産業の近代化が一気に進みました。話は大きく変わるようですが、伊藤博文、西園寺公望と並び「3大スケベ元老」の一人、15男11女の26子を授かりましたが、自身何人の子供がいるか答えられなかったそうです。庶民が苦しんでいる中、悠長なもんです。 画像の方は羽織っている法被のようなものが何だか分からず、色も分かりません、赤にしましたがデタラメな色です。勲章はイギリスから贈呈された聖マイケル・聖ジョージ勲章 です。 |