●日本写真の開祖
 (初めての方はこちらから
上野 彦馬 下岡 蓮杖
彦馬&九一 

●維新三傑
西郷隆盛  大久保利通    木戸孝允

●維新十傑 (三傑除く)
小松帯刀  大村益次郎 
前原一誠  広沢真臣 
江藤新平  横井小楠 
岩倉具視
 
●幕末四賢侯
松平慶永  伊達宗城 
山内容堂  島津斉彬

●幕末四大人斬
河上彦斎  中村半次郎 
岡田以蔵  田中新兵衛

●明治の元老
伊藤博文 黒田清隆 井上馨
山縣有朋 松方正義  大山巌 西郷従道 西園寺公望
桂太郎

●内閣総理大臣
伊藤博文 黒田清隆 山縣有朋 松方正義 大隈重信 桂太郎 西園寺公望

●お札の肖像
岩倉具視 高橋是清 伊藤博文福沢諭吉 新渡戸稲造
夏目漱石 野口英世 樋口一葉
板垣退助


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岩崎弥太郎 

三菱財閥の創業者 天保5年12月11日(1835年1月9日) - 明治18年(1885年2月7日)
岩崎弥太郎 坂本直 幕末・明治天然色写真館 カラー化画像 勿論、商才には長けていたようですが、経歴をみればとにかく「世渡り上手」であったことが伺えます。政商として成長する過程には常に時の権力、実力者と結びつき巨万の富を手に入れていきます。
 土佐藩時代には、吉田東洋、後藤象二郎に仕え長崎に派遣されますが、派遣された先では公金で女遊び。吉田東洋暗殺後、土佐勤王党の監視や脱藩士の探索などに大坂に派遣された時は、尊皇攘夷派が勢力を増しているのを見るや途中放棄、一緒に派遣されていた藩士は岡田以蔵らに暗殺されています。 その後は後藤象二郎の元で藩の商務組織である土佐商会の長崎主任を命じられるがこれが徐々に私企業、三菱商会に変化して行き、そしてここでも時の政治家と結びつき政府の仕事を独占的に引き受ける事と成り、西南戦争では運送の仕事を一手に引き受け大儲け、極めつけは維新政府が樹立されて紙幣貨幣全国統一化に乗り出した時、新政府の高官となっていた後藤象二郎から各藩の藩札を新政府が買い上げるとの情報を事前に知らされ、10万両の資金を都合して藩札を大量に買占め、それを新政府に買い取らせて莫大な利益を得ます。今では考えられないような悪徳商人のようですが、当時はこんなことが当たり前、いや現在でも政官財の「ずぶずぶ」の関係は同じのようです。

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