水戸藩第9代藩主 寛永12年3月11日(1800年4月4日)〜万延元年8月15日(1860年9月29日
水戸藩第9代藩主 寛永12年3月11日(1800年4月4日)〜万延元年8月15日(1860年9月29日
幕末・明治天然色写真館 カラー化画像 水戸黄門=徳川光圀が始め斉昭が大成した「水戸学」は、当時日本で最も影響力をもつ学問でした。 当時、徳川幕府の国家統治の弱体化に対し、斉昭が唱える水戸学では、天皇の伝統的権威を中心とした全藩一丸となった国家統治論が必要と「尊皇攘夷論」が形成されます。その考えは吉田松陰等にも影響を与え全国の憂国志士たちに広がっていきます。 水戸学自体に倒幕の教えはありませんが、尊皇攘夷論と反した(特に攘夷論)徳川幕府の政治に対しそれに不満を持った全国の憂国志士達が倒幕の流れに決起していきます。 斉昭は井伊直弼との政争に破れ、「安政の大獄」で幕府より謹慎を命じられて後、水戸城中で没しました。 享年61歳 徳川慶喜は斉昭の第七子。 |