●日本写真の開祖
 (初めての方はこちらから
上野 彦馬 下岡 蓮杖
彦馬&九一 

●維新三傑
西郷隆盛  大久保利通    木戸孝允

●維新十傑 (三傑除く)
小松帯刀  大村益次郎 
前原一誠  広沢真臣 
江藤新平  横井小楠 
岩倉具視
 
●幕末四賢侯
松平慶永  伊達宗城 
山内容堂  島津斉彬

●幕末四大人斬
河上彦斎  中村半次郎 
岡田以蔵  田中新兵衛

●明治の元老
伊藤博文 黒田清隆 井上馨
山縣有朋 松方正義  大山巌 西郷従道 西園寺公望
桂太郎

●内閣総理大臣
伊藤博文 黒田清隆 山縣有朋 松方正義 大隈重信 桂太郎 西園寺公望

●お札の肖像
岩倉具視 高橋是清 伊藤博文福沢諭吉 新渡戸稲造
夏目漱石 野口英世 樋口一葉
板垣退助


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木戸松子(三本木芸者幾松)

木戸孝允夫人 天保14年(1843年) - 明治19年(1886年)4月10日

木戸松子 木戸松子 幕末・明治天然色写真館 カラー化画像

 木戸松子{幼少時の名は計(かず)もしくは斗(ます))}は若狭国小浜藩士木崎市兵衛の子として生まれます。幼少時の出来事は諸説あるようですが、父の市兵衛は藩内の事件で罪を受け閉門を申しつけられ、その後、困窮な生活を送ったようです。9歳で舞妓となり、14歳で京・三本木の置屋「瀧中」で芸妓となり幾松と名乗ります。
 御所に近い三本木の置屋には多くの勤皇の志士達が集り、桂小五郎もその中のひとりで幾松と知り合い、幾松を気に入った小五郎は幾松に入れ込み身請けをしようと考えますが、幾松に莫大な借金がありました。小五郎に常々世話になっている伊藤博文はここぞとばかりの恩返しに金を工面し幾松を身請けします。
 蛤御門の変を起こした長州藩は朝敵とれ、長州藩最高責任者の小五郎は幕府のお尋ね者なり潜伏、幾松はこの時期の小五郎の命が最も危険な時に、自らの命も危険さらしてまで手助けします。
 維新後二人は晴れて正式に結婚、名前を木戸孝允、木戸松子と改め東京で生活をすることになりますが、木戸が政治活動等に忙殺され家を空けることが多く、また性格の違いもあり、あまりうまくいかなかったようです。
享年44歳