幕末・明治天然色写真館 カラー化画像 |
「幕府脱走軍兵士」と記録のある画像です。 慶応3年(1867年)、勝海舟と西郷隆盛との会談で江戸城は無血開城されます。、この無血開城の条件に武器をすべて引き渡すことがあったため、これに反発した旧海軍副総裁榎本武揚は幕府を見限り、旧幕府軍主力艦隊8隻を率いて品川沖を脱走します。仙台で新撰組をふくむ旧幕府陸軍と合流し、10月20日に鷲ノ木(現在の森町)から蝦夷地に上陸しました。戊辰戦争最後の戦いとなる箱館戦争の始まりです。 画像は、服装も和から洋への移り変わりを見ているようでバラバラ等々の点から函館に集結した頃の写真ではないかと思います。そして一番肝心なのがこれらの人が一体誰なのかが重要となりますが、ほぼ100%間違いないのが右から2番目の「人見勝太郎」、他は今後調べたいと思いますが、最も興味があるのが右端の人物、これが土方歳三に非常に良く似ている事、もう一つの画像の土方歳三とも表情がほぼ同じです。この人物だけを「土方歳三?」として新撰組のカテゴリーに掲載しましたのでそちらの方もご覧下さい。 |